- 長瀞蔵への行き方
- 日本酒紹介
- 酒蔵見学
- 観光地巡り
- まとめ
秩父鉄道<長瀞駅から徒歩10分>だが、行きの道が坂道のため、自信のない方はタクシーがおすすめ。無料駐車場も完備。純米酒・長瀞の試飲、研究蔵の見学、地元の土産品(ガラス細工・布製品)があります。
1時間おきに走るSLの汽笛の音が、長瀞の街に響く様は、なんとも素敵な風情を感じました。
【長瀞蔵 ながとろダイアリー 純米さくらにごり】
赤色酵母により、お米がこんなに美しいピンク色に変化します。酒米は長瀞蔵のこだわり、埼玉県産「さけ武蔵」を使用。
アルコール度数は8度とかなり抑えられており、まるで桃味の飲むヨーグルトのような味わいです。
日本酒の苦手な女性でも気軽に飲める日本酒です。
日本酒を貯蔵・発酵させるサーマルタンク。
天井は165cmのさけみが腰をかがめて立つほど、天井が少し低い設計でした。タンクの中を覗かせてもらうと、ぽつぽつと発酵が進んでいるものや、洋梨のような芳醇な香りが立っているものなど、非常にワクワクする場面でした。
左側の緑色の巻物がしてあるタンクがお米を蒸す機械、中央が蒸したお米を冷却する放冷機です。これらの機械も酒蔵によって、機械の種類が変わってくるので、見どころです。
2階から醸造所を眺めることもできました。
放冷機の中には、歯が回転する仕組みになっており、お米に空気を満遍なく入れることができることが理解できます。
左側には、まもなく出荷される日本酒が箱になって置いてありました。
酒蔵の心臓とも言える【麹室(こうじむろ)】
見学した時は夏でしたので、麹室は綺麗に清掃されておりました。
実際の造りの時期には、40度近くの温度帯で作業を行うため、蔵人は体力が消耗されます。ただ冬場であると、寒い地域ではマイナスの気温になることがあるため、麹室が避難場所になりそうです笑
薮田式自動醪搾機は、従来の槽搾り*で48時間以上必要とした醪搾りの工程を24時間に短縮させた絞り機です。
*槽搾りとは:酒袋と呼ばれる布の袋に醪(もろみ)を入れ、槽の中に敷き詰めて上から圧力をかけて搾り出す方法で、絞ることのできる袋の数が限られてしまうが、雑味のない美味しい日本酒を作ることができます。
発送前の日本酒たち。割れないようにビニールテープで厳重に巻いてあります。全て私の家に届かないかなと思ったり。。。笑
長瀞蔵から歩いて20分ほどの場所に、川下りを間近で見られる観光スポットがありました。炎天下では、見ているよりも川下りに参加した方が良い選択だったと少し後悔。
ただ、自然の力で削られた岩と青空広がる長瀞の水辺は、非常に心地よく、普段の疲れをリフレッシュすることができました。
長瀞駅の近くに、美味しい日本酒が飲めることで有名な蕎麦屋に来店。
残念ながら長瀞蔵の日本酒はなかったので、福島のお酒をいただきました。
飛露喜醸造元 廣木酒造本店の
地元ブランドの【泉川】
飲み飽きのこない、滑らかな味わいで一杯目にちょうどよい。いやどんな場面でもちょうどいい日本酒です笑
秋田市楢山登町の秋田醸造の【ゆきの美人】
リリース直前に搾った、正真正銘のしぼりたて生。夏場に良い、すっきりとした喉越しとフレッシュ感、発酵由来のシュワシュワ感。ゆきの美人のラインナップの中でも少し辛めで、キリッとした後味です。
このデザインはウクライナ色?との指摘がありまして、売上の一部をウクライナ難民への支援としている話も。
泉川を飲んだならば、【飛露喜】もいただきました。
癖がなくて後味すっきりで、名前の通り、誰が飲んでも喜ばしいほど綺麗で整った味わい。まさに美味しいお酒のお手本でした。
夏の酒蔵見学は初めてだったものの、蔵を含め、長瀞の街並みは風情があり、自然が豊かで非常に心地よい地域でした。長瀞は、かき氷も有名な街とのことで、炎天下では日本酒ではなく、かき氷がまず必要かもしれません。ぜひ長瀞の自然と景観を楽しみに、足を運んでみてくださいね。
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